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なきむしアーカイブ1


第5話 パジャマパーティー
「そ、それじゃあっ、こ、これを授けよう、しっぽ!」 声が響いたのは、夜のリビング。 月明かりに照らされた中、あきが真顔で仁王立ち。 その手には、くるくる巻かれたかわいすぎるパジャマ。 「ぼくの、セレクトだから。うん。さいこうに、カワイイから」 「……ぴこん?」...
しっぽ くれな
2025年8月30日読了時間: 3分


第4話 転校生しっぽ
「じゃーんっ! 完成〜♡ 見て、この制服メイク……もう、しっぽ、完全に転校生じゃん?」 あきのハイテンションな声に、リビングの空気がすこし浮いた。 鏡の前には、リップとチークでほんのり血色がついたしっぽの頬。 制服風のカーディガンにネクタイ、前髪もぱつっと整えられてて――...
しっぽ くれな
2025年8月30日読了時間: 3分


第3話:モノクロの口紅
屋敷の廊下を歩いていたら、はるの大きな笑い声が響いてきた。 「なあなあ〜それで? ほな、次はな——」 リビングの扉が開いて、視線が一斉にこちらを向いた。 なつが座椅子にあぐらをかいて、ぼくを親指で示す。 「はい、新入り。こっちが……えーと、こっちは説明めんどい。あき」...
しっぽ くれな
2025年8月30日読了時間: 2分


第2話:おばけのすむ家
「……おれの屋敷に来たきゃ、自分の足で歩け。以上。」 なつはそう言って歩き出したかと思えば、すぐに振り返ってきた。 「……こねぇの?」 その顔が、うっすらと笑っている気がした。 ぼくは、クッキーのかけらを両手に持ちながら、こくりとうなずいて、その背中を追いかけた。...
しっぽ くれな
2025年8月30日読了時間: 2分
第一章ヘンゼルとグレーテル
とある夏の日、 ぼくは一人、山道を歩いていた。 ―蝉の声と緑と太陽しかないような道。 あつい。 ぼくの脳みそはとっくに焼ききれてた。 「…グレーテルもとける…。」 あたまの上では、ぼくのともだちの、しろいきつねのぬいぐるみが、ぼくがふらふら歩くのに合わせて、ぴょんぴょこ跳ね...
しっぽ くれな
2025年8月30日読了時間: 3分


夏が嫌いだった
漫画なきむしアーカイブ2の前日譚にあたるなきむしアーカイブ1のEpisode1
しっぽ くれな
2025年8月29日読了時間: 2分
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